約500個所の運用したところで7台のベアリング劣化を検出しました。このうち3台は整備を実施して損傷したベアリングを切断して内部を確認しました。3台ともベアリングのボール表面にフレーキングと呼ばれる金属疲労の傷が認められましたが、ごく軽い傷でした。
整備した3台を含め7台とも整備前の聴音(聴診棒使用)しましたが異音は認められませんでした。人の感覚よりかなり早く異常を検出できています。
このとき振動が大きくなったベアリングのボールは以下の通りでした。なお内輪や外輪は傷ついていませんでした。
SCOPEの実績<故障防止>