SCOPEのスモールスタート(追加のしやすさ)

SCOPEのセンサは4千円/個でエッジデバイスも安価なラズベリーパイを使用しています。ただ、安価なだけではスモールスタートはできません。簡単にセンサを買い足して増やしていく事が重要になります。SCOPEのセンサはケースに磁石を仕込んでいて(鋼製の)ベアリング部に吸着させるだけで測定が始まります。あとはマスターを追加するとグラフ閲覧やアラートメールの発信が可能となります。写真はモータに設置した振動センサですが磁力でパチンと貼り付けただけです。

高価なセンサは大領設置できないため最重要機器にだけ設置する場合が多いのですが、これらの機器は手厚いメンテナンスを実施しているので故障の確立はきわめて小さくなります。現場の方が楽になるためには、もう少し重要度の低い機器にまで展開する必要があります。具体的には、TBM(定期オーバーホールなど)の予算は割り当てられないが故障すると損害が大きい機器などになります。

実績のない場合、最初は小さくスタートするのが得策ですが、センサを徐々に増やしてライン全体の信頼性を上げられることが現場に役立つためには必要と考えています。

SCOPEのスモールスタート(追加のしやすさ)
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