センサの電池寿命

SCOPEのセンサは安価であるとともに省電力についても工夫しています。ノウハウにあたるので詳細には記載できませんが、特殊モードの使用と演算方法の検討で感度を落とさず長寿命を実現しています。

具体的には5分ごとの測定で3年前後(個体差あり)の電池寿命を実現しています。他の無線振動センサでは1日1回の測定が多く、電池寿命の観点からSCOPEのような高頻度測定は現実的ではありません。

高頻度測定の結果、自動起動機器のような何時動くかわからない機械でもきちんと振動測定ができます。下のグラフは下水処理場の汚水ポンプの振動ですが起動停止の状況や振動レベルが良くわかります。

電池は気温低下による電圧降下が発生するため屋外では3年まで持たず2回目の冬に寿命が尽きます。測定頻度を5分から10分に変更するなどして電池寿命の延長を図ることは可能です。実績がないので10分の頻度で3回目の冬までもつのか?(それ以上もつのか?)は不明です。

センサの電池寿命
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